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差出人:ソコソコ編集部
宛先:栗東市農業後継者クラブ代表・中辻正人
件名:お百姓さん、映画を撮る!
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栗東市農業後継者クラブ代表・中辻正人様
このたびは、メールでのインタビューという試みに、
お応えくださりありがとうございます。
それでは、これから映画制作のこと、
一般に公開される予定でおられるその日まで、
メール交換よろしくおねがいします。
では、、、、、第一回目。
よろしくお願いします。
農業を知らない人に、農業の良さを伝えたい、
それには映画がいいのでは、と考えられたそうですが?
映画という手法に、どのようにしてたどりつかれたのか?
お聞かせください。
ソコココ編集部より
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差出人:栗東市農業後継者クラブ代表中辻正人
宛先:ソコココ編集部
件名:お百姓さん、映画を撮る!
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ソコココ編集部様
では、なぜ映画を、、、となったのか、お話ししましょう。
私は、自然養鶏とイチジクの栽培を生業にしていますが、
2006年の暮れごろからニワトリの産卵数が激減し、
収入不足となり、学生時代以来、25年ぶりにアルバイトに行きました。
そこには、たくさんの若者がいて、
すごくまじめで、好感が持てる人ばかりでした。
朝早くから、夜遅くまで仕事らしく、
自宅に帰るとバタン、キュと寝る。休日も寝るだけ、
楽しみはパチンコって言う人が多かった。
今でも、忘れられないことがあります。
仕事が忙しく休みもないとき、「殺してくれ」と思うときがあると、
ポツリと漏らした人がいました。
辞めたいや死にたいのではなく、殺してほしい・・・・ と。
仕事から逃げるわけにはいかない、
殺されたら楽なんだろうと・・・・・。
よほど追い詰められてるんだと思いました。
自分の厳しかったサラリーマン時代をふと思い出したのと同時に、
以前より増して、世の中はすさんでいるんだと実感しました。
「儲からない、でも楽しい」・・・・私。
「お金はある、でも疲れてしんどい」・・・・彼ら。
私は月一回、また違った若者に会います。
それは農業後継者クラブのメンバーです。
これから農業に従事しよう、または従事している若者です。
彼らは、嫁が来ない、収入が激減している、
親が就農に反対していてサラリーマンになれと言われている、
などの悩みを抱えています。
これからやりたいことをお酒なしで、4〜5時間も語り合います。
彼らを知るまでは、「同じ傷をなめあっているだけ」と、
哀れんでおりましたが、アルバイト先の若者と比較して、
彼らは、もしかして、、、、、すばらしいのでは、と思うようになりました。
その彼ら、ひとり一人の良さを伝えられたら、
少しは農業のことも知ってもらえるだろうと思いました。
でも、どんな方法でそのことをみなさんに伝えればいいのかわからず、
ソコココの編集部に相談したわけです。
映画にしようというのは、雑談のなかから出たアイデアでした。
栗東市農業後継者クラブ代表中辻正人
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